ファイル管理3…拡張子 |
ファイル名には拡張子が付けられます。 これについて少し記しておきます。 ○○.htm このhtmの部分が拡張子です。 拡張子は、そのファイルがどういう性質のファイルかを示すために付けられます。 [window]+[e]を押すとエクスプローラーが立ち上がります。 ここで「表示」→「オプション」→「表示」と進み、ファイルの表示部分で、 「全てのファイルを表示」という選択をしてみて下さい。 その上でエクスプロラーで見てみると、 各ファイルにどの様な拡張子が付いているか一覧することが出来ます。 又「ファイルタイプ」を見てみると、どの様な関連づけが行われているか見ることが出来ます。 ファイルのタイプは基本的に2種類です。 1そのままメモ帳やEditorなどで人が読めるファイル…テキストファイル 2コンピューターが読めるファイル…バイナリーファイル htmやhtml、csv、txt、等の拡張子を持つものは1のテキストファイルで、 xlsやgif、jpg、mdb、等の拡張子を持つものは2のバイナリーファイルです。 ここに上げた拡張子を持つファイルはいずれもアプリケーションソフトと関連づけが行われていて、 エクスプローラーからファイルをマウスクリックすると、アプリケーションソフトが立ち上がり、 そのファイルを読み込んでいきます。 拡張子の中で、sys、exe、com、bat、等を持つものは、特殊なファイルで、 アプリケーションとの関連づけはされていません。 これらのファイルを下手にいじると、コンピューターが動かなくなりますから注意! |
さて、拡張子について触れるのには、2つの目的があります。 1つ目は、拡張子のことが解っていないのではないかというサイトがあること。 2つ目は、ファイル変換の話です。 既に記しましたが、dosの時代に拡張子は、半角で「ピリオド+3文字以下」で定義されてきました。 拡張子というのはあくまでも人間の都合で付けているものにすぎず、 コンピューターにとっては無ければないで構わないものです。 実際、Macでは拡張子無しのファイルが使われてきましたし、 UNIXでは、3文字という制限は元々ありませんでした。 windowsが広まるにつれ、windows上で動くアプリは、そのベースがdos上で作り上げられてきたものであった為 データーの互換性維持のため、拡張子の定義がそのまま引き継がれています。 一方、ネット世界でのサーバーは殆どがUNIX仕様のサーバーです。 ここで拡張子に絡んだトラブルが発生します。 トラブルの例を挙げることはしませんが、 実際にあった、まずいファイル名の例を記しておきます。 abc.htm.html(二重拡張子) abc.de.csv (ピリオド2ヶ) abc&def.htm (予約文字) あいう.gif (全角ファイル名) 123□abc.html (空白入りファイル名) こういう名前のファイルが古書店サイトで平気で使われていることに、うすら寒い思いがします。 あなたのパソコンで問題がないからと云って、他の人のパソコンで誤動作しないとは云えません。 そういうサイトに来た人は、表示エラーで、そのサイトは死んだサイトと思われ、黙って立ち去るでしょう。 |
ところで、Win2000やXPでは、初期状態で拡張子は表示されないようになっています。 MSが何考えてこんなことしているのか良く解りませんが、 設定変更で表示するようにすることをお奨めします。 まあ、下手に拡張子見せて、いじられるととマズイという事かも知れませんけどね・・・・。 特にメディア関連ファイルなどは、apliの主導権争いとでも云うことでしょうか、拡張子とapliの関連付けを 知らぬ間にインストーラーが変えたりしますから、使う側にとっては非常に迷惑です。 どのファイルをどのapliで使うかなんてのは、userの任意事項だと思いますよ。 |