サイト作り連載講座 (4…チェック)
さて、ここまでで、サイトの基本的な部分は出来上がりました。
基本的というのは、同時に一番大事な部分と云うことです。
◎Excelデーター
◎TOPページ
◎販売規定のページ
◎店の地図
◎目録一覧ページ
◎各目録ページ
(おまけがDownLoadページですが、これはこの講座の為の参考に付けました)

ここまでで、難しい作業も技術も一切ありません。
古書店のサイトは、目録が生命ですから、変な技術を取り入れて、
複雑怪奇にするのを私は好みません。
データー管理のしやすさ、表示の正確さ、構成の分かり易さ。
そういったことが何よりも大事だと考えています。
それ故、基本的部分はあくまでオーソドックスに作る事に徹するべきだと思います。
どんなブラウザーでも、ここまでのページはきちんと表示されるはずですし、
重たくもないはずです。
文字化けも、目録テーブルの不整表示も無いはずです。

目録ページがきちんと作られていない古書店サイトは利用者にとって何の魅力もないでしょう。

良く、Topページから、スクリプトやPlugin等使っているサイトがありますが、非常に疑問を感じます。
特にTopからMIDI使っているサイトなどは、昨今非常に嫌われると云うことを知らないのでしょう。

ここまで出来たら、一旦一息ついて、サイトの見直しをします。
ページソースのチェック、データーのチェック、画像のチェックなど、
じっくり行っておくべきです。作っている最中に見落としていた部分など、結構見つかる事があります。
又、注文なども入ってきたりするでしょうから、その処理手順などを決めていく、
いわゆるバックヤード作業手順などをきちんとしていく事も考えてゆきましょう。

私の場合、サイト立ち上げた後、2ヶ月くらいの間注文書籍を発送する際、
返信用封筒を付けアンケート用紙をお送りしサイトに関する御意見を頂きました。
今でも大事に残して、時折読み返しています。
古書のサイト作りでゴチャゴチャ云っていることの多くは、このアンケートに負うところが大きいのです。
つまり、私の意見であっても、私だけの意見ではないと云うことですね。

the古書