リレーショナルデーターベース2 | ||||||||||||||||||||||||||||||
《データーベース》 データベースと云うとき、これを少し整理して考えておく必要があります。 古書の場合、 「出版社」「書名」「著者」と云う項目は、どこのサイトが扱うにしても変わらないものです。 一方、売価は、それぞれの古書店で異なります。 今は、これらを一体のものとして各店でデーター作成されているわけです。
と云った具合です。 これを、変わらないものと変わるものに分けて2つのデーターファイルを作成するとします。 ファイル1
ファイル2
2つのファイルのデーターを関連づける為に、ID番号をそれぞれに付けておきます。 この時、変わらない方のファイル1を「ホストデータ」と呼び、 変わる方のファイル2を「ローカルデータ」と呼びます。 データーベースというのは本来、ここで云う「ホストデータ」の事です。 |
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「the古書」の検索ページに先日リンクしておきましたが、 日本の書籍で、今最も巨大なデーターベースは、国立国会図書館のものです。 しかしこのデーターベースは、個別の検索は出来ますが全体は公開されていません。 無論、商用利用も認めていません。 ISBNコードに基づくデータベースもISSNに基づくデーターベースも同じ状況です。 |
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《古書データーベース》 さて、いよいよ本題に入りましょう。 ホストデーターが出来上がっていて、誰でも自由にそのデーターを引き出せるようにしてあれば、 各店の古書目録の作成はかなり楽な作業になります。 上の例で云えば、idと売価の入力だけで済むようになるからです。 ホストデーターの容量として、現在の「the古書」のサイト容量ではとても足りませんから、 いずれ、別サイト作りに取り組みますが、その際一番必要なのは上記のホストデーターです。 ホストデータのidとしては、ISBNコードを使います。 図書館協議会の十進分類コードは、データーベースが公開されていませんから、残念ながら使うことが出来ません。 CSVファイルであれば、データー構造はプログラム処理で変換できます。 書籍分類には、Cコードを使います。 現在各店で作成されている目録の項目に、上記コードを追加しておいて頂くと、共通のデーターベース化が早く進むわけです。 |
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