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一 括 講 読

投稿時間:01/01/26(Fri) 15:55
投稿者名:緑風舎
Eメール:
URL :http://k-pj.com/ryoku/
タイトル:「未知への痕跡」ブロッホ(E)
Ich bin.(I am.) 私はある。
で始まるこの書は、私にとって座右の書とでも云うべきもの。
暇暇に、頁をどことなく開き、想いに耽る。

−なかばよし-
「私たちはつまり自身を殆ど所有していない。
しかしまず私たちと事物、だれがここに途をみつけるか。
身にまとう布は私たちを常に守り、しっくりもしている。
けれど親しく暖まるとなれば、炉端である。
ただし一歩ふみだせば、火傷してしまう。
手そのものは遠ざけておかねばならない。」

投稿時間:01/01/26(Fri) 16:26
投稿者名:緑風舎
Eメール:
URL :http://k-pj.com/ryoku/
タイトル:-ちょうどいま-
-ちょうどいま-
いつ私たちは私たちじしんに、より近接した相をうるのか。
ベッドでわれにかえるのか、旅先でか、家にいてあれこれが再び順調に見えるときか。
だれしもおぼえがあるように、意識生活においてなにか忘れ物をしたような、おきざりのまま定かにならない、そんな感じがある。
それゆえ、いま言おうとしたのにおもいだせないと、それがしばしばひどく重要にみえるのである。
またながく住んでいた部屋を去るときには、でてゆくまえに奇妙にふりかえるものだ。
ここにもまだなにかおもいつかぬものが残っていた。
それもいっしょにかかえていき、どこか別のところでまたはじめるのである。



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