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投稿時間:00/01/31(Mon) 01:02
投稿者名:緑風舎
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URL :http://kosyo.net
タイトル:吉田健一「書架記」

吉田健一は、かの吉田茂の子息であるが、父親と対立(?)し、
政治から遠く、文芸世界で一生を送った。
著名なのは「金沢」であるが、私にとってはこの「書架記」の方が
思い出深い。と云うのは、この書は、戦中に著者が疎開のために
手放した書籍に関する思い出話を記しているのだが、この著が出された頃、そう高校時期の最後頃、それなりに読書をしてきたつもりだった私にとって、まだ読んでいない作品が多いことを学んだからである。
吉田健一の文体は独特であるが、それが物書きとして意識的なものであることを知ったのもこの書などを通じてであった。
即ち、文学が文学たる条件には、作家の独自文体の創出があるという点である。


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